旧制米沢高等工業学校本館 (2022/8/16)

 

 

明治43年に設立された旧制米沢高等工業学校は七番目の官立高等工業学校であり、戦後の学制改革で山形大学工学部の母体となった。ちなみに一番目の東京高等工業学校は現在の東京工業大学であり、二番目の大阪高等工業学校は大阪大学工学部の母体となった。東北で六番目に設立された仙台高等工業学校は現在の東北大学工学部である。

 

旧制米沢高等工業学校本館はルネサンス様式を基調とした木造二階作りの建築で、重要文化財に指定されている。山形大学工学部の玄関口に建ち、道路からその正面を見ることができる。山形大学のウェブによれば、事前に手続きすれば建物内の展示室を見ることも可能である。

 

私が知る限り、このような明治時代に造られた木造の学舎で、これほどよく保存されている例はそれほど多くないだろう。戦災で焼失したり、あるいは戦後の余裕がない時代に校舎を新築するなかで、多くの建物は壊されていった。欧米の歴史のある大学が今も昔の校舎を残しているのを見ると、日本の大学に歴史的建築物が少ないことは少々寂しい限りである。

 

 

 

 

旧制米沢高等工業学校本館

 

 

 

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