大統領選支持率――トランプ対バイデン (2024/4/27)

 

 

これまでは、トランプがやや有利という世論調査結果が出ていた。しかし、ここに来て両者は全く五分と五分になっている。エコノミスト誌は様々な世論調査結果を分析しており、それによれば、両者の支持の分布は39%49%範囲で中央値が44%と、今や全く同じである。現状は2020年の前回選挙と同じような状況にある。

 

予備選挙では、バイデンは民主党の実質的な対抗馬はなく、片やトランプは共和党で圧倒的な勝利を手にした。つまり彼ら以外に候補はないが、多くの国民は両候補を冷めた目で見ている。

 

トランプは言わずと知れたように、彼の支持者が前回の大統領選で選挙結果を転覆しようとした事件のへの関与で訴追され、加えて3件、計4件の連邦裁判を抱える。一方のバイデンは、高いインフレ、アフガニスタンからの撤退、そしてウクライナとイスラエル問題で、国民の非難を浴びる。一番の不人気は彼の82歳という年齢にある(もっとも、トランプも78歳の高齢者であるが)。

 

今年11月の大統領選挙は、国民にとっては、どっちの方がまだマシかなという、ぱっとしない選択になる。

 

 

 

 

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