コロナ感染拡大の第三波 (2021/1/15)

 

 

東京圏で緊急事態宣言が出てから一週間ほど過ぎたが、感染者数が減る様子はない。すでに累計感染者数が30万人を超えた。今朝の新聞を読んでも、医療現場の逼迫がますます深刻になっている。

 

昨年末、この第三波の対応で政府や自治体にはいろいろな意見があったが、夜間飲食の制限が対策の第一であったと思う。

 

その当時、私は正月休みに入れば都市部での活動が相当止まるので、感染者の数も下がるだろうと思っていたが、全くそうはならなかった。

 

昨年春と異なり、人々の意識にも感染への慣れや、自粛へのウンザリ感があり、政府が不要不急の外出は避けるようにと言ってもなかなか効果は出ていない。

 

今週月曜日の成人の日を見ても、成人式の開催について自治体の対応は様々であった。私の住んでいる神奈川県では横浜市や川崎市は式を開催した。東京都でも唯一杉並区は開催したようである。議員や首長が自粛要請下に大勢で会食したというニュースも出ている。

 

となれば、若い人にとっては、今晩の集まりは不要不急ではない、自粛はしない、という話になるだろう。

 

もはやお願いベースで外出自粛を言うだけで感染を抑えることは難しいのではないかという気になってくる。政府はワクチン接種の開始は遅くとも2月末までに、という発表をした。ワクチン接種が国内に行き渡り、集団免疫が形成できない限り、結局は感染を防ぐことは出来ないだろう。それが達成されるのは夏頃なのだろうか、それとも秋を待たねばならないのであろうか。

 

 

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