SHO-TIME 大谷翔平 メジャー120年の歴史を変えた男』 ジェフ・フレッチャー(著) タカ大丸(訳)20227月 徳間書店

 

 

原題は “SHO-TIME: The Inside Story of Shohei Ohtani and the Greatest Baseball Season Ever Played”。今更何も言うことはない、我らがヒーロー、大谷翔平選手のお話しである。

 

書き手が米国人なので、日本人のライターがスポーツ紙に載せそうな記事とはちょっと違う。米国でデビューしてからの記録を詳細に記述し、他の大リーガー選手との比較や逸話を交えて、今日に至る彼の足跡が語られる。

 

大谷選手とて、年がら年中好調であったわけではない。春のオープン戦では余りパットしない成果しかなく、口さがないスポーツ記者が彼をこき下ろした話や、ケガで出場できず淡々とリハビリにいそしんだときの話もある。

 

米国人の目にも、彼の黙々と練習に励んで試合の臨むという禁欲的な姿は魅力と映る。一方、生真面目だけでなく、人を明るく笑わせる陽気さがあり、それが彼の魅力をさらに高める。

 

ベーブルースと比較されるように、米国大リーグで投手として超一流、そして打者としても超一流の地位を手にした大谷選手について、もはや説明は要らない。野球ファンでなくとも、読んで楽しめる本である。

 

ちなみに全くの余談であるが、この本、絶妙な値付けになっている。キンドルの日本語版は1782円、英語版は1905円と、何と訳本の方が安い。私の経験で、原本より訳本の方が安いというのはこれが初めてである。日本のファンへのプレゼントなのだろう。もっと凄いのは、アマゾンに大谷翔平のサイン入り訳本が実に1万6620円で出ている。これはさすがに、私には手が届かない。

 

 

 

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