PC修理の後日談 (2022/10/23)
去る9月20日に「アフターサービスでわかる日本のPCメーカーの凋落」と題してブログを書いたが、これには後日談がある。
メーカーの対応に少々腹が立って、この件で社長宛に手紙を出した。要点は次の二つである。
1. 部品の破損故障がなぜ一義的に有償となるのか?
2. 破損故障が保証対象にならないならば、なぜそのように保証書に明記しないのか?
これに対して、返ってきた返事が振るっている。
「1」に対する回答: 当該部品(破損した部品)の耐久性に問題ないことを品質保証部門にて確認している。ヒンジキャップ破損の傾向的なトラブル*/は発生していない。(よって)通常の使用によるものではない。
*/ では、傾向的でないトラブルとは何でしょう。やはり壊れる事案があるということでしょうか?
翻訳: こちとら、ちゃーんとモノを作ってんだ。壊れたんじゃない、お前が壊したんだ!
「2」に対する回答: 破損故障は全て有償修理ではございません。万が一、強度に問題があり、傾向的なトラブルがあると判明した場合には無償とさせていただくことになると存じます。
蒟蒻問答: なぜ保証書にそれを明記しないのかと言う問いに対して、これは答えになっていない。もう一度問い直そう。それでは、なぜ保証書に「破損故障は全て無償修理ではございません」と書かないのだ。
最後に、弊社からのご提案という文言があった。「今回に限り、同個所を無償で修理させて頂きたく存じます。」
心の中: うるさいクレーマーだ。今回はタダで直してやるか。二度と文句を垂れるんじゃないぞ。
はい、はい、分かりました。私、二度とあなたの会社の製品は買いませんし、周りの人にも勧めません。