春の風物詩 (2023/3/30)

 

 

満開の桜は言うまでもなく典型的な春の風物詩であるが、湘南の海岸では、この時期、ワカメ干しが見られる。確か数年前であったと思うが、ワカメが不良でこの風景が見られない時があった。

 

逗子マリーナを散歩していたら、小坪漁港でこのワカメを干している光景に出くわした。私にとっては何年ぶりかの風景であった。

 

逗子・鎌倉地区は、今や住宅地と観光地が混在化してしまい、夏ともなれば、海水浴客やマリンスポーツでここを訪れる人で賑わう(土日ともなれば人でごった返す)。それでも、小坪や材木座には漁業を日々の生業とする人達が残っている。そのお陰で、取り立てのシラス、サザエ、蛸、そしてワカメが手に入り、地元の食を豊かにしてくれる。

 

そうそう、小坪港の前には小さなイタメシ屋1/があり、魚介を使った料理を提供している。週末には、東京から訪れた観光客が、ワインを片手に食を楽しんでいる。小さな漁港とそこにある小さなタベルナでのちょっとお洒落な食事(でも決して高くはない)も、ここ湘南の風景だろう。

 

 

 

小坪漁港のワカメ干し

 

 

 

1/     この店の名はピッコロ・ヴァーゾという。このブログにある「逗子・鎌倉にある私のお気に入りのレストラン」の中でちょっと触れてある。

 

 

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