『世界史の新常識』 文芸春秋編 20193月 文藝春秋

 

 

様々な雑誌に掲載された原稿を再編集したものであり、世界史の各時代から取り上げた出来事をオムニバス形式で作品として纏めてある。

 

古代から中世・近世、そして近現代に至るまでの時代を舞台に、夫々の著者が持論を語る。私は全ての論について同感するわけではないが、そこには「嗚呼、そんな見方もあるのだ」、「歴史の裏にはそんな逸話があったのだ」といった新たな発見がある。

 

最終章の「ブックガイド」に、三人の著者の世界史感が綴られている。個人的には、お三方の世界史感がなかなか面白いと思って読ませて頂いた。

 

一つ一つの話題は短いので、さっと読むことが出来る。休日に、気楽に読むにはうってつけの書である。

 

 

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