続、インドネシア風朝食 2007/11/21

 

仕事で、再びマカッサルを訪れ、前回と同じホテル(Hotel Snatika, Makasar)に三日間ほど滞在することになった。ここのお勧めは、911日付のブログで書いたように、いろいろな地域の朝食が食べられることである。今回経験した新たな三種類を紹介しよう。

 

ナシ・ブロンコ(Nasi Brongkog

 

ジャワ料理である。ナシは言うまでもなく、ご飯のこと(ナシゴレンのナシである)。皿に盛ったご飯に、ゆで卵、もやし、キュウリ、トマト、香草、さらに厚揚げと牛肉の煮物を添え、醤油ベースのソースを掛ける。醤油といっても、日本のものとは少々異なり、それほど塩はきつくないし、コクがある。好みに応じてサンバル(唐辛子をベースにした調味料)を加える。

 

ラトング・オポール(Loutong Opor

 

これもジャワ料理である。カレー味のスープに、米を固めたお餅とエビセンベイを浸して食べる。お餅といっても餅米ではなく、うるち米を粉にして固めたものであろう。日本の餅のような粘りけはない。スープはカレーがベースであるが、唐辛子とショウガが入っており、スパイスは強い。さらに、煮込んだスープには鶏肉の千切りが入っている。

 

ちなみに、エビセンベイと表現したが、ビールの合いの手によく出てくるフカフカの揚げ煎餅である。インドネシアのレストランでは、袋詰めになってテーブルの横においてあるのをよく見る。料理が出てくるまでのビールのつまみにほおばる。

 

グライ・アヤム(Gulai Ayam

 

鶏肉のスープに上述の米を固めたお餅を浸して食べる。スープの実として、香草、テンペイ(納豆を固めたもの)を加えてある。スープはミルクがベースとなっていると説明を受けたが、臭みはないし、言われなければミルクとは分からない。

 

基本的にスープ料理なので、ちょっとお腹には物足りないかもしれない。ミエゴレン(インドネシア風焼きそば)と一緒に食べると、結構いけるだろう。

 

 

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