江ノ電沿線湘南巡り (2017/4/30)

 

 

私、この湘南に住み始めたのは30年を遙かに遡るが、実は江ノ電に乗った記憶がない。うーん、一回か二回は乗ったことがあったのかも知れないが、定かではない。江ノ電に乗らないことに特別な理由があるわけではない。134号線沿いであれば、単に車で移動するのが常であったに過ぎない。

 

このところの鎌倉ブームで、休日ともなれば観光客が江ノ電に押し寄せているというニュースを耳にする。確かに、海岸通りを走っていると、七里ヶ浜や鎌倉高校前辺りで観光客とおぼしき人達が写真を撮っているのを目にする。

 

 

極楽寺駅

 

極楽寺山門

稲村ヶ崎から江ノ島を望む

 

新田義貞徒渉伝説の石碑

江ノ島大橋

大道芸人

 

 

たまたまこの連休中、知人が鎌倉に遊びに来たので、江ノ電で鎌倉から江ノ島までの沿線を廻ってみるかという話になった。とは言うものの、連休中は乗車するまで1時間待ちなどと、周りから驚かされていたので、少々おっかなびっくりであった。

 

連休初日の429日、江ノ電鎌倉駅に行ってみたが、言われているほどの混雑はなく、すんなり乗車。車内も立ち席ではあるが、肩が触れあうこともない。車窓の景色を眺めるでもなく知人と駄弁っている間に、電車は極楽寺に到着し、途中下車。この駅、確か映画の一場面に使われていた。題名は「海街ダイアリー」だったと思う。廻りは鎌倉らしい住宅街に囲まれ、駅名どおり極楽寺が隣接する。閑静なお寺であり、鎌倉らしさを漂わせる。

 

次の駅は稲村ヶ崎。海岸は未だ人もまばら。天気は最高に良く、風も爽やかな初夏とも言える季節である。この時期は冬と異なり霞がかかり、富士山が見える日は少ない。目と鼻の先にある江ノ島ですら霞んで見える。

 

江ノ島まで行くと、さすがに人も多くなる。電車を降りた乗客は、江ノ島方面に流れていく。江の島に向かう道筋には、大道芸人、と言っても素人でしょうが、ご自慢の芸を披露している。

 

私にとっては、湘南再発見の一日であった。

 

 

 

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