福井県立恐竜博物館 (2024/4/9)
子供達は恐竜が大好き。これは大人も同じである。1993年に公開されたスティーヴン・スピルバーグ監督のジュラシック・パークを見たときの感動は今でも鮮明に覚えている。
さて、以前より福井にある恐竜博物館の噂は知っていたが、なかなか福井まで足を伸ばす機会がなかった。今回、金沢に行った折に、ここを訪れる事となった。
当初は子供向きのものかと思っていたが、あに図らんやその内容は想像以上である。その昔、30年も前に、ワシントンにあるスミソニアン博物館の自然史博物館で恐竜の化石展示室を見たことがあるが、内容を比べれば、福井の恐竜博物館が圧倒的に上を行く。
私が知っている恐竜の名と言えば、ティラノサウルスかトリケラトプスくらいにすぎないが、常設展示室では50体の恐竜の全体骨格が見られる。説明書によれば10体は本物の化石という。恐竜だけでなく、岩石の展示もあり、地質や古生物の歴史を学ぶことが出来る。
ちなみに、今でもこの近辺では恐竜の発掘が続けられている。地質学者にとってはたまらない魅力の地なのだろう。
老若男女を問わず、一度はここを訪れることを是非ともお勧めする。
