青色LEDノーベル賞 (2014/10/7)

 

 

昨夜、今年のノーベル物理学賞が三人の日本人に授与されたとのニュースが流れた。とりわけ嬉しかったのは、カリフォルニア大学サンタバーバラ校の中村さんが受賞したことである。

 

彼がいつかはノーベル賞を手にするのではないかという話は以前から出ていたが、ついにである。名城大学の赤崎さんと名古屋大学の天野さんは言わば研究者の王道を進んだ学者であるが、中村さんは現場の中でひたすら努力を重ねてこの功績を手にした人である。古巣の日亜化学工業との訴訟騒ぎで、いい加減日本に愛想を尽かしてしまったのかもしれないが、中村さんはその悔しさ(彼の言葉では悔しさを通り越して「怒り」である)をバネに、渡米後は名だたる賞を取り続けた。そしてついにノーベル賞の受賞。嬉しさもひとしおだろう。

 

サンタバーバラ校のウェブのトップページには、早速中村さんの写真と祝福の記事が載っている。同校はこれまでに6名のノーベル賞授与者を出しており、今回の受賞は中村さんばかりでなく大学にとっても大きな名誉である。アメリカの大学は、人種や国籍に拘わらず優秀な人は素直に受け入れ、その功績を称える。これがあるからこそ、アメリカの大学は圧倒的なレベルの高さを誇ることが出来るのだ。

 

一方、日本はといえば、特許法を改正し、企業が取った特許の所有権を発明者ではなく、企業のものにしようという姑息な話しか出てこない。そもそも中村さんと日亜との訴訟騒ぎに至ったのは、個人の価値を蔑ろにして社畜同然の待遇でしか対応してこなかったつけである。個人の功績と報酬のルールを明確にしておけば、こんな話にはならなかったはずである。

 

ではもう一度、「中村さんおめでとう」。

 

 

 

 

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