バガン (2016/11/14)

 

 

日本でいえば京都や奈良である。広がる草原の中に点在する仏塔と寺院の姿は実に美しい。初めてここを訪れたのは1990年代の中頃だったので、もう20年以上昔の話である。風景は今も変わらない。大きく変わったのは外国からの観光客が訪れるようになった事と、ホテルが整備されたことである。

 

今回はたまたま満月祭が土日に連なり、現地の人々がお参りに集まったことで、寺院は相当ごった返していた。日本でいえば、丁度5月のゴールデンウイークのようなものである。大型バスで訪れる人も多い。彼らは他の街からお参りに来たのだろうか。

 

一方、私が泊まったホテルでは、朝食時に日本人の団体客が宿泊していることに気が付いた。いずれも相当年配の方であり、現役を退いた方々だろう。若い人達にはちょっと退屈かもしれないが、中年以上の方には、この静かな古都の風景はたまらない魅力と思う。

 

仏教遺跡群だけでなく、イラワジ川に沈む夕日も素晴らしい魅力である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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